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履歴書の自己PRを書くための手順②


次回に引き続き、今回は自己PRを文章にする際の構成を紹介致します。


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文章の構成
①結論
②理由
③具体例 
④まとめ 


以上の順で文章を作ると、簡潔に分かりやすくまとめることが出来ます。

①結論 「私は〜な人間です」
まずは、1つにしぼった概念を使って、自分を最もアピールできる結論を書きます。

②理由  「なぜなら、〜だからです」
次に、なぜそのキーワードがあなたを表すアピールポイントになるのか理由を説明します。

③具体例 「例えば、〜の経験をしました」
さらに、そのキーワードに関する具体的なエピソードや経験を書きます。

④まとめ 「ですから、〜です」
最後に、念押しでキーワードを書きます。

「こんな単純でいいのか?」と不安になった方もいるかと思いますが、
履歴書の自己PRは長々と書かず、この構成のように書くことをお勧めします。



【文章化する際の注意点】
自身が書いた文章をチェックする際、参考にして頂きたいNGが下記になります。


①審査員の印象に残らないものは書かない
他の応募者と似たようなことを書いたとしても、審査員の印象には残りません。
ありきたりなことではなく、自身しかないような事柄を書くようにして下さい。
※NG例※
「私は明るい人間です」
「僕の長所は諦めないことです」


②審査員によって受け取る印象が異なる感覚的なものは書かない
同じ言葉でも違った意味に捉えられてしまう可能性のある言葉はなるべく避けましょう。
※いい意味で捉える審査員と悪い意味で捉える審査員がいます。
※NG例※
「僕はいろいろな事に好奇心が強いです」
「私の長所は探究心が強いことです」


③量が分からないものは具体的な数字に直す
審査員は、短い自己PR文の中で「あなたがどんな人間なのか」を知ろうとします。
そのためには具体的にイメージできる文章を書く必要があります。
「中学時代に野球を頑張りました」ではなく、
「中学3年間で試合を40試合以上行い、県大会で優勝しました」
など数字や結果を表すと分かりやすくなります。
※NG例※
「今までいろいろな経験をしました」
「様々なことに挑戦してきました」


④自分には使わない言葉を使っていないか
下のNG例でご紹介するような言葉は自分には使用しませんので、
書かないよう注意しましょう。
※NG例※
「僕は見事○○を成し遂げました」
「私の魅力は○○です」


⑤あって当たり前と思われるものは書かない
オーディションに応募してくる人たちみんな芸能人になりたいと思っています。
下のNG例でご紹介する言葉などはあって当たり前なので、
わざわざ書かないようにしましょう。
※NG例※
「僕は向上心があります」
「一生懸命がんばります」


自己目線でアピールするのではなく、審査員目線で書くようにしましょう。
審査員に自分の印象が残るよう精一杯自分自身をアピールしましょう!!



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